12月31日  ハンゲームで人生捨てました  

 

ハンゲームで年下の彼と出会った。

年齢も年齢だし、禁煙とか周りのおっさんに三十路と罵られ正直早く結婚したかった。

彼は出会った当初とても優しかった。

でもいつからか、そんな優しい彼は私の目の前から消えていた。

彼は洗濯もしないし、料理もしない。出会った当初からそうだった。

私は彼に好かれようと洗濯も掃除もしたけれど、

いつの日からか彼がやらないことを言い訳に家事から逃げていた。

 

 

私は彼が女の子とSkype会議をしている事が許せない。

だから腹いせに町田のホストクラブでハンゲームで知り合った女の子と豪遊してやった。

帰って彼を挑発したけど悔しそうにしない事と揚げ足を取られて泣 きわめいた。

 

 

彼はとあるネットゲームで女の子と連絡を取っているようだ。

不安に思った私は彼が仕事をしている最中に彼に内緒で彼のSkypeアカウントに不正ログインを試みた。

そこには彼と彼女のやり取りが鮮明に記録されていた。

私は彼に成り済まし、連絡を取り合っている女の子に自身の電話番号に連絡をするように彼のアカウントから呼び掛けた。

そこで女の子に彼と2度と連絡を取らないよう伝えた。

 

その日の夜彼は帰宅をすると凄い剣幕で怒っている。

どうやら彼は私が不正ログインをした事を気付いているようだ。

そして連絡をとった女の子に謝れという。

私は女の子の指定した携帯番号に電話をした。

 

女の子は一言私に「気持ち悪い」といい放った。

その後不正ログインをし見ず知らずの女の子と連絡をとるなんて常人のすることではないということ。

女の子の連絡先を消すこと、今後2度と連絡をしてこない事など念書にし自宅に送付しろと年下の女の子に要求された。

 

私は犯した罪の大きさと恥ずかしさに押し潰され泣きわめいた。

 

 

 

 

 

それでも私の犯罪癖は治らなかった。

 

 

いつからか彼はあぼなんちゃらという小娘とハンゲームで連絡を取り合うようになった。

若くて活きの良いギャルはめんどくさい。

 

私は彼女をあしょらんや、会議で罵った。

それでも小娘は私に突っかかってくる。

わたしは小娘と彼がどのような連絡を取っているのか気になった。

そこでダメとはわかりつつ彼のSkypeアカウントに幾度か不正ログインを試みた。

 

しかしそこにはありきたりなログしか残されていなかった。

少しく悔しかったので腹

いせに彼の連絡リストの目ぼしい女をすべて消してやった。

 

当然ながら後日彼にばれ、警察に訴えると言われ泣きわめいた。

 

 

彼はそんな私を不信に思ったのか

今までにも増して冷たくなった。

 

 

耐えられなくなった私は包丁を手首に当てうずくまり、

私が死ねば貴方は変わるかな?と泣きわめいた。

彼は必死に私を止めた。

 

 

そんなやり取りが何日か続き、とうとう彼も呆れたのか死ぬんだったら勝手に死ねば?周りに迷惑をかけないようになメンヘラ!等と私を蔑んだ。

 

今死ぬのは怖かったので私は29歳の誕生日に死ぬと自殺予告をした。

 

とうとう29歳の誕生会を迎えた。

でも彼が美味しいケーキを買って祝ってくれたのでやっぱり死ぬのをやめた。

 

 

彼はまた新しいハンゲームのアイドルと連絡を取っているようだ。

既に別れて明日には家を出ていく事になっているがほんとうにチャラいやつだ。

 

私は会議最中泣き叫び、

彼におもいっきり殴りかかった。

顔面を3発殴り、体を幾度となく蹴りつけ

きんたまを2度に渡り蹴り潰してやった。

 

彼が苦しむ姿をみて潮が出るくらいきもちよかった。

 

当然ながらその後彼にボコボコにされた。

 

悔しいので彼に黙って警察を呼んだ。

暴行罪で捕まってくれればいいかななんて思っていたけど

最初に私が手を出した事実を逆手に取り、

彼は類いまれなるトークセンスで8:2で私が悪いと警察に正当防衛を訴え、

その後の私の立場を悪くした。

彼はどうやら接見した警察官と仲良くなり名刺交換までしたようだ。

 

ほんとうに悔しい。

 

 

しかし深夜0時の寒空の中彼を1日早く

自宅から追い出す事に成功した。

 

彼は宝島というAVショップで僕のおなぺっとを片手に一夜を過ごしたらしい。

 

 

 

 

彼はその後もアイドルと連絡を取っているらしい。

 

別れているとはいえ、とても悔しい。

 

私は彼の所持するハンゲームIDに

2014年01月13日 0時25分に不正ログインを試みた。

そこにはまもなく30歳を迎える私には見るに耐えない男女の甘く切ない恋愛ラブストーリーが展開されていた。

 

 

私は我を忘れ、あることないことあしょらんに今の想いを書き綴った。

 

しかしそこにはひとつの誤算があった。

 

彼は不正ログインをしたアカウントに安心ログイン通知設定を施していたのである。

 

 

彼は不正ログインを瞬時に見抜き、

神奈川県戸部警察署に2014年1月13日15時30分に被害届を提出したらしい。

 

 

どうやら皆さんとお別れする日もほんとうに近いようです。

 

でもこれで獄中で囚人達と純愛ラブストーリーを展開できそうです。やったぁ